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入居者インタビュー|定禅寺ヒルズ3階「TRYVE」代表取締役 横山優斗さん

仙台のシンボルストリート定禅寺通りに面する「定禅寺ヒルズ」こと仙台協立第7ビル。公共交通機関でのアクセスもよく、ビジネスや来店型テナントとして最適です。

3階のパーソナルジム「TRYVE(トライヴ)」は”圧倒的なトレーナーの質”が評価されています。その”質”とは資格・知識はもちろん、「県・全国で活躍する現役アスリート」として活躍するスタッフの実力。顧客獲得だけではなく、採用に関してもその強みが発揮されています。先陣を切るのは、代表取締役 横山 優斗さんです。

高校生の頃から経営者を志し、当初視野に入れていたのはアパレル事業だったといいます。どのような経緯でフィットネス業界での起業を決意したのか、お話を伺いました。

 

一人一人のニーズに寄り添うパーソナルジム

ー「定禅寺ヒルズ」入居のきっかけをお伺いできますか?

パーソナルトレーナーを始めた当初から、仙台協立の社員さんが通っていてくださいました。法人を設立するタイミングで、物件の相談をしたのがきっかけです。

定禅寺通り周辺の物件を案内いただいている時に「テナント様が抜けることになったんです」と定禅寺ヒルズが話題に上がり、そのまま見学させていただきました。前日に申し出があったようなタイミングで、そのまま入居を決めた記憶があります。

 

ー現在は、定禅寺通りのほかに仙台駅前にも出店されていますが、エリア選定の理由をお伺いしても良いでしょうか?

仙台にまずは何店舗か展開し、市場の動向を知りたいと考えていました。多発化してもヒットするようであれば、泉や名取にも進出していきたいと。

仙台駅前は20代、30代の方や福島県など県外から通われている方、まずはカウンセリングで検討したいという方が多い印象です。一方で、定禅寺通りでは年齢層が上がる印象を受けました。みなさん「入会するぞ」という意志が強く、パーソナルジムとしては顧客層がマッチしているエリアだと思います。

ー 氏家社長も通われていたことがあるそうですが、実際にトレーニングを通していかがでしたか?

私はトライアスロンの現役選手ですが、初めてパーソナルトレーニングを受けました。今まで自分自身でトレーニングをしてきたので、必要性をあまり感じていなかったし、自分でできると思っていたんです。

けれど”こんなことするのか”と驚きの連続で、常識が変わりました。「ここまでやって故障しないんだ」と思うことが多かったですね。ただ無理やりやっては体が故障して動けなくなってしまいますが、「ここからまだやる!?」という限界をはるかに突破させる内容でした。(笑)

(横山社長:以下 横山)確かに、そうですね。(笑)

そんなトレーニングを一人ジムでやるのは絶対に無理なので、パーソナルトレーニングのいいところだと感じています。怪我をきっかけにトレーニングは休止しましたが、通って良かったと常々思います。


ー 実際に通われている方は、どのような目的の方が多いですか?

(横山)9割はダイエットやボディメイク目的です。その中でも、TRYVEのブランディングとして”ボディメイクをしたい”という男性が増えました。

「痩せたい」というよりも「ガリガリとして細身の体がコンプレックスだから、ちょっとモテるために筋肉をつけたい」という気持ちも寄せられていて、新しいニーズだと感じています。また、還暦前に健康を整えたいなどを理由にしたご入会も増えてきています。

 

高校生から志した経営者への道

ー 横山社長ご自身もパワーリフティングの大会で活躍されるアスリートとのことですが、フィットネス業界での起業を志した背景をお伺いできますか

起業に関しては、高校生くらいの頃から「会社をやりたい」と思っていました。最初はアパレル業界で服飾系のデザイナーになって、靴を作ったり……と考えていましたね。

もともと、スポーツはボクシングをやっていましたが、視力が悪く、大学でのボクシング継続は難しいと判断しました。知人の勧めでボディメイクの大会出場を志したんです。初めて筋トレだけではなく、食事に関する知識も身につけました。10ヶ月という期間で、こんなに体が変わるんだ!という衝撃や成功体験を得たと同時に「アパレル業界ではないな」と思いました。

“健康は資産になるので、フィットネスが人生の本質的なものだ”と。

ー(氏家社長:以下 氏家)大学卒業後の就職もフィットネス関係でしたか?

いえ、大学卒業と同時に個人事業主として活動を開始したため就職はしていません。在学中にパーソナルトレーナーを始め、卒業と同時に独立、同年12月に法人設立という経歴です。

ー(氏家)それはすごいですね。経営に関する数字とかはどこで勉強したんですか。

小さい頃から数字に対する苦手意識がなく、理解度は高かったんだと思います。経営学部でしたが、学校で学ぶ経営は初歩的な部分だと感じたので自分で勉強をしたり、実際にパーソナルトレーナーとして現場に入って学んだ部分が多いです。

ー (氏家)大学在学中からですか! それは素晴らしいですね。

 

実力あるトレーナーが集まるSNSを活用した採用

ー 横山社長を筆頭に、スタッフさんの中にも競技者が多数在籍していると伺いました。会員様にも競技者は増えていらっしゃいますか?

スタッフの競技参加とお客様とは、特に関連性はありません。

しかし「日本一を目指して頑張ろう」という思考は生半可なものではなく、知識や実力はもちろんメンタルの強さも、周囲の人より優っていないとできない部分だと感じています。なので、その彼らの能力を活かしたトレーニングメニューや、食事のコーチングは活用していきたいです。

競技参加のSNS発信は、採用活動の面で活きていると感じています。

私自身もSNS発信を行っているため、次の店舗展開について考え始めたり、情報を発信すると「スタッフとして働きたいです」と連絡が来ます。ボディビルや競技をやっていたり、すでに大手トレーニングジムで経験を積んだ実力派のトレーナーが集まりやすい環境が整ったと感じます。いずれ東北全県に店舗を出せたら良いなと考えています。

 

まちづくりとフィットネス

ー 先ほど、東北全県への店舗展開というお話もありました。そのほかの部分で展望や実現していきたいことなどはございますか?

定禅寺通りでフィットネスイベントをやりたいという思いは以前からあります。飲食だけではなく、ヨガやピラティス、パーソナルジムなどの出店や、ウエイトリフティングのブースがあっても面白いですよね。大会の実施自体はハードルが高い部分もありますので、形は様々考える余地があります。

ー(氏家)参加はできないけれど、観れるスポーツイベントって少ないですよね。ボディビルは魅せるイベントだから、ユニークでしょうね

 

また、イベントとはまた別のジャンルですが「子ども食堂」もやりたいなと思っていることの一つです。”ただ食べにくる”というのは、家庭によって行きづらさを感じてしまうと思うので、”運動したからご飯を食べて帰る”ような仕組みが作れたらいいなと考えています。

ー(氏家)そのような場所の提供であれば、仙台協立もサポートができそうです。
近頃は、公共の場というと「パブリックカフェ」や「パブリックピアノ」のように飲食と音楽が主流になっていますがフィットネスも素敵ですね。

会員様には経営者の方や、接客業の方が多いでしょうから福利厚生としてのフィットネス提携も広く展開ができそうだなと伺っておりました。しかし、横山社長のフィットネスや健康に対する知識と、子供たちの体力増進や親子の遊び場のようなコンテンツが繋がると、「まちづくり」としてエリアの魅力も一層高まりそうでワクワクします!

 

店舗情報

TRYVE 定禅寺通店
住所 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目3−1定禅寺ヒルズ3階
営業時間:8~23時(不定休)
公式WEBサイト:https://tryve.co.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tryve_co_ltd/

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